Home > スポンサー広告 > 夜行列車 020

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Comments: -

Comment Form
サイト管理者にのみ通知する

Trackback+Pingback: -

TrackBack URL for this entry
http://tetsudousannka.blog.fc2.com/tb.php/346-206b0b3a
Listed below are links to weblogs that reference
スポンサーサイト from 風来坊の鉄道讃歌

Home > スポンサー広告 > 夜行列車 020

Home > 夜行列車 > 夜行列車 020

夜行列車 020

  • Posted by: ふうらいぼ
  • 2016-03-14 Mon 12:00:00
  • 夜行列車


 雪原に凸凸の影を落としてカシオペアが駆けていく。
 ずーっと昔から思い描いていた一枚を最後の最後で撮れた気がする。
 遠く20年以上前、八高線で構えていた時に偶然見たシーン。
 夕日を浴びて小宮を出発していく八王子行きのDD重連が、同じように凸凸の影を落としていた。
 
 いつか同じシーンを撮りたい。
 それはこの20年の間、ずっと思っていたことだった。
 被写体との角度や、光線と被写体の角度が重要だ。
 それを何度も狙って撮ろうと構えた。
 ただ、どうしても撮れなかった。
 撮る都度に『コレじゃ無い』と駄目出しした。
 
 ちがう!
 ちがうんだよ!

 そんな声が心の多くで沸き起こっていた。
 あの時に見た、あの凸凸の影をもう一度……
 そんな願いがやっと叶った。
 
 理想的な角度だ。
 ちょっと影がでこぼこだけど、それは仕方が無い。
 出来れば真上から空撮したかったが、まぁ、無理だろうな。
 
 コレで、足るを知ろう。

 そう思えば、何とも晴れやかな気分になった。
 最後のカシオペアを見送りたかったが、それも出来そうに無い。
 
 だけどね。
 もう良い。
 もう十分だ。
 
 ふと、そんな気になった訳です。
 最後の最後の本当に最後のツアーで思い残すことの無い一枚が撮れた気がする。
 そんな一枚になりました。

H26__937.jpg

 海峡線での除雪に手間取ったらしく、この日のカシオペアは実に40分遅れでした。
 そして、その遅れはドンドン広がっていき、気が付けば60分遅れになっていたような気がします。
 
 ですが

 この場所へ行ったことのある方なら説明は不要でしょうけど、とにかく天候の不安定な場所です。
 豊浦や長万部が晴れていても、ここの辺りだけはドンぐもり。
 そんな経験も一度や二度ではありません。

 だけどこの日は、この日だけは、驚く程に素晴らしい天気でした。
 スカッと晴れた青空と降雪直後にしか見れない雪を被った森。

 実に性根のねじ曲がった人間だとつくづく思うのですが(笑)
 空に向かって、誰にと言うこと無く『ざまーみろ!』とか笑い出す始末です。
 俺にだってこんなシーンが撮れるんだ!と、精一杯の負け惜しみ(笑)

 銀の車体が雪原に溶けて目立ちませんが、それはぶっちゃけどうだって良い。
 DD重連が綺麗に見えるなら、他のことは目を瞑ろう。
 そんな気になる最高の条件でした。

 で、一番ムフフと思うポイントは……
 この日のこの場所。実は貸し切りだったんですね(笑)
 
 いやぁ!
 もう笑いが止まりません(笑)

H26__938.jpg

 礼文大カーブを駆け抜けていくシーンに何度心躍ったことだろう。
 昨秋のこの場所では、微妙にガスっていただけに、なんだかもう踊り出しそうなテンションでした。
 かなり薄着で登ってしまったので寒かったのですが、それはもう良いやと笑って許せるレベル。
 
 遠くから響いてくるDD51の咆吼に心躍らせ、夢中になってシャッターを切ります。
 バッファフルの屈辱を味わう事無きよう、慎重になるのも忘れずに・・・・ですがね(笑)

 この位置からですと、事実上列車の屋根しか見えません。
 だけどまぁ、それも良し。良しなんだよと笑い出しそうなテンションです。
 素晴らしい条件での撮影は、そんな些事など問題にしませんね!

H26__941.jpg

 足下を駆け抜けていくカシオペアを追いかけつつ、列車もちゃんと後追いしましょう。

 もう撮れない。
 もう機会が無い。
 もう行けない。
 コレが最後の撮影だ。

 そんな意識を持てば、自然と撮影にも身が入ります。

 まだまだなんか撮りたいシーンがあるンですけどね。
 それはもう、心のどこかにファイルして、忘れてしまおう。
 なんとなくそんな気になる90秒でした。
 
 視界に列車が現れ、夢中になってシャッターを切り、そのまま見送って後追い。
 その一連のタイムスタンプを見ると、全体として僅か90秒でした。
 
 それが長いか短いかは人それぞれの価値観でしょうけど(笑)
 
 数万円、いや、十数万円の必要経費を掛けて出掛けていく北海道で、これが見れる。
 それだけで、なんだかもうお腹一杯になる様な満足感ですよ。
 
 聞けば、新幹線開業後もJR貨物から機関車を借りて走らせる予定なんだとか。
 この非電化区間がDD51のままかDFかは知りませんが、こんな素晴らしい条件は無いだろうなと。
 それほどまでに感激する一枚になりました。
 
 さよならDD51。
 さよなら重連
 
 そんな感じです。

H26__940.jpg

関連記事
スポンサーサイト

Comments: 0

Comment Form
サイト管理者にのみ通知する

Trackback+Pingback: 0

TrackBack URL for this entry
http://tetsudousannka.blog.fc2.com/tb.php/346-206b0b3a
Listed below are links to weblogs that reference
夜行列車 020 from 風来坊の鉄道讃歌

Home > 夜行列車 > 夜行列車 020

カウンター
タグクラウド
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

Return to page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。