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鉄路点描 046

  • Posted by: ふうらいぼ
  • 2016-03-08 Tue 12:00:00
  • 鉄路点描


 深夜の函館駅。
 青森を目指すはまなすがもうすぐやって来る。
 駅の自動券売機はこの表示で固定されていた。
 
 かつての大規模ターミナルと言えば、終日終夜で待合室が開放されているのが普通だった。
 ただ、今はこうやって夜行列車の発着時刻にのみ乗車券が販売され、その時のみの出入りだ。
 
 入場券を買ってホームへ入れて貰い撮影したのですが・・・・
 何とはなしに感じる面倒臭さ感が、ちょっと居たたまれなかったです。

 色んな意味で限界なのかも知れない。

 ふと、そんな事を思ったのですが、もうソレも心配要りません。
 こうやって深夜に客扱いするのも、あと10回と少々。
 歴史の1ページになりますねぇ・・・・
 

H26__930.jpg

 夜行列車には月がよく似合う。
 深蒼の車体を夜の闇に溶かして駆けていく。
 目に眩しい白線は、優しい月明かりに映えて輝く。
 ほんのりと灯るテールサインは、旅情を掻き立てる一枚の絵画のようだ。
 
 この全てが、もうすぐ消えてしまう。
 時代というカーブの向こう側へ走り去ってしまう。
 クルーズトレインが時代の要請なら、ソレはもちろん、諸手を挙げて賛成する。
 
 だが、実用夜行列車が消えてしまうのは、どうにもこうにも・・・・

 仕事を終え、目的の地へ翌朝一番でたどり着くには、もうレンタカーで走るしか無い。
 今さら新幹線で移動などしたくないから、個人的にはこれから飛行機の時代になりそうだ。
 ただ、夜を徹して駆けていき撮影したい対象も、もう無くなろうとしている。
 
 そろそろ本気で廃業を考えようか・・・・
 弱気の虫はダメなんでしょうけどねぇ(笑)
 
 もう一度、B寝台に乗りたかった。
 夜行列車の旅を、もう一度したかった。

 でもそれは、クルーズトレインじゃ無いんだよ。
 子供の頃に憧れた夜行列車なんだよ。
 子供の手には届かなかった、遙か彼方へと連れて行ってくれる夢の列車なんだよ。
 憧憬の果てにある未知の存在だったんだよな・・・・と。

 このドアを開けて、独特の臭いがする車内へと進み、寝台の上に荷物を投げ出して。
 ドシリと腰を下ろし、先ずは缶ビールをプシュッとあけて喉を潤す。
 寝台券と特急券と切符を用意し、車掌の巡回を待って駅弁の包みを解く。

 何度行ったか分からない旅立ちの儀式。
 流れるホームを横目に飲み込むビールの味。
 またたく街明かりに日常を忘れる一瞬。

 夜行列車の旅を、もう一度したかった。
 もう一度で良いから・・・・ね。

H26__931.jpg

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